斉藤  由依(ピユハーゼ)

天使様

第一話「天界と現世」


天使達、ミヤ(女の子)とアラン(男の子)との天界と現世を描いた物語。

始まりは朝の天界、ミヤの部屋で起きたモンモ(犬)の脱走からお話は始まる。
アレン先生の苺ハウスでの事だ、苺ハウスは良く出来た造りの建物で、その中でモンモが苺を頬張っている。
アレン先生:「こらーっ」「ミヤは何処へ行ったの!探して来てちょうだい!」

ミヤが起きて先生の所へ行くと、
アレン先生「私の苺ハウスを見てみなさい。」
ミヤ:「ごめんなさい、アレン先生。」
アレン先生「どれだけ苦労して育てていると思っているの!」
ミヤ:「でも、モンモは悪くないです。」
アレン先生:「はい、悪いのはモンモではなくあなたですよ、ミヤ、面倒見れないのなら返して来なさい。」


ミヤは森へ、森は木々たちが噂する。
ミヤ:「先生ったらひどいわよね!モンモを森へ置いてくるなんて言うのよ。泉にガーちゃん達がいるから追いかけっこでもして遊びましょう!きっとガーちゃんも喜ぶわ!」

森:「ミヤが来たぞーっ」
動物達が隠れる。
ミヤ:「ガーちゃんお久しぶりね!追いかけっこした後、私の作ったパイを食べましょう!鶏肉が沢山入っていて美味しいわよ!」
ミヤ達は遊び回り、沢山お話しをした。
そして、おやすみ夜の歌が鳴る。




次の朝、
学校に行くと、ハープの授業です。
アレン先生:「はーい、みんさん合わせて、」
ギギギッ
アレン先生:「はい、良いですよ、」
キキキキキッ
アレン先生:「ミヤ!ちゃんとやってください!」
ミヤ:「ミヤは美しい音を出すのに必死なんです!今調整中です。」

皆が笑う
アレン先生:「じゃあこれで授業は終わりです。」
授業が終わり帰宅の時間になる。
ミヤとアランとオルン(男の子)は仲がよくいつも一緒に帰っている。
ミヤ:「今日も楽しかったですね!」
ミヤがアレン先生の顔まねをして見せる。
アラン:「あらンも楽しかった!」
オルン:「ミヤのハープが上手くなりますように。」

三人は帰宅し、今日の日にジュースで乾杯した。

第二話「現世」


今日の朝もモンモの脱走から始まる。
ミヤはいつも通り学校に登校する。

アレン先生:「ミヤ、あなたに宿題ができました。」
ミヤ:「何ですか、アレン先生。」
アレン先生:「夏休みの間、現世へ行って貰います。」
ミヤ:「現世へ行って何をするんですか?」
アレン先生:「良い行いを一つ、してきてください。」
ミヤ:「それならモンモとアランも連れて行って良いですか?」
アレン先生:「モンモは先生が預かっておきます。」


ミヤがアランを呼び出した。
アラン:「ミヤ、先生何だって?」
ミヤ:「ん〜、宿題とかなんとか、現世に行ってアランがなんとか、」
アラン:「なーにーっアラン何もしてないよ!」
ミヤ:「現世へ行ってだって、アランも一緒です。」
アラン:「えーーー!ミヤ!それ凄く楽しそう!」

皆が行ってらっしゃいと町で見送る。
二人は現世への門へ。
アレン先生:「良いですか、先生の言いつけは必ず守る事。」
ミヤ:「はい、アレン先生。」
アラン:「はい!アレン先生。」


「現世」
スクランブル交差点に舞い降りる。そこはミヤ達からすると、どくどくしい空気だ。

アラン:「うー苦しい、」
ミヤ:「ここはひとまず避難しましょう、」「教会、、、」

迷いながらも、やっと教会にたどり着く。
アラン:「これからどうするの?」
ミヤ:「取りあえず、良い事をすれば良いんです。」
アラン:「うん!」
ミヤ:「まず、その前に腹ごしらえをしましょう!アラン、マクドランドに行ってグラタソコロッケバーガーを買って来てください。」
アラン:「わかった!!!」



教会に人が入って来る。
お母さん:「神様どうかうちの息子を助けてください。」(心の声)
ミヤ:「息子さんがどうかしたんですか?」
お母さん:「な、何でわかったの!?」
ミヤ:「私には全部、解ってしまうんです!お母さんの話、聞いてあげます、さあ、ここへ座ってください。

お母さん:「最近、息子が学校から帰るたびに卑屈になって、私に向かって、ママは僕の気持ちなんか解らないんだ!なんて言って。前はそんな事言わなかったのに、、」
ミヤ:「それは問題ですね〜。」

お母さん:「もう私どうすれば良いか解らないわ!」
お母さんが泣く。


教会のドアが開く。
ミヤが立ち上がる!振り返り、
ミヤ:「アラン遅いじゃない!私のハンバーガーはどこ?待ちくたびれてお腹がピーピー言ってたわ!」
アラン:「お待たせ、ミヤ!」
アランが笑顔で入ってくる。

二人でハンバーガーを食べながら、お母さんの話を聞いた。

「決断と訪問」


ミヤ:「マスタードが良いですね。」
アラン:「新しいエビマヨ味も美味しいよ!」
お母さん:「ゴメンネ〜、そんなお菓子しかなくて、」

ミヤ:「私達が息子さんの根性叩きなおしてあげます!さあ、あつみさんの部屋へ行きましょう!」

あつみの部屋に入ると物が散乱している。
ミヤとアランが足で物をよけながらあつみの前へ座る。
ミヤ:「お母さんの事、いびり倒しているそうじゃないですか?」
あつみ:「そんな事してません。」
アラン:「そんな事しちゃダメ!」
あつみ:「そんな事してないって言ってるでしょ!」

お母さんがお菓子を持って来てくれる。

あつみ達が話始めて数十分たつ。

部屋では三人がお菓子を食べながらテレビゲームに没頭している。
あつみ:「実は好きな人がいるんだ。でも上手く行かない。」
ミヤ:「それならとっておきの方法があります!この秘薬を使えばイチコロです。」
アラン:「凄い!ミヤが作ったの?」
ミヤ:「そうです!どんな女の子もメロメロのデレデレです。」
あつみ:「そんなの効かないんじゃないの?」
ミヤ:「あつみさんは明日、お弁当を作ってください。」
あつみ:「わかった。」

あつみの部屋で三人は床につく。

朝、起きたあつみは言われるがままお弁当を作り始めた。
ミヤは秘薬の準備に没頭している。
ミヤ:「よーし!準備は良いですね!」
アラン:「OK!」
あつみ:「···OK」

「結び」


ミヤ:「現世の学校も悪くないですね。」
屋上から望遠鏡でクラスをのぞきこむ。
アラン:「いたいた!あの子だよね!」
ミヤ:「見せてください!」
みやがハラハラしながら望遠鏡を覗き込んでいる。
ミヤ:「なんともハレンチな女の子ですね〜。」
アラン:「あつみのお弁当もらってくれるかな?」



小鳥達が可愛く囀り
授業が終わり昼休みになる。
ミヤ:「よーし!行ってください!」

あつみ:「このお弁当食べてください!今日学食なんだ。」
のりこ:「う、うん!ありがとう。」

第三話「笑顔の40分」


ドクン!のりこの胸がトキメク。目をキラキラさせながら言った。
のりこ:「私、好きな人ができたわ!」
友達:「だ!誰!?」
のりこ:「あつみ君!」

ミヤ:「やりましたね!これで現世ともおさらばです。」

ミヤ:「よーし!あとは買い物でもして帰りましょう!」
ミヤとアランは街に出てショウウインドウを見る。ドレスに着替えては二人でファッションショーのようだ。ついでにファッションショーを見に行って、ミヤの強引な取引でファッションショーに出て、さらに強引な手口で二人でファッション雑誌に載った。

あつみとのりこは初デートだ。
二人は喫茶店で仲良く喋っている。ミヤとアランは変装して隣の席に座る。

アラン:「二人が仲良くなって良かったね!そういえばミヤはどんな人がタイプなの?」
ミヤ:「透かした人がいいですね~。」

あつみ:「あ、あの。僕の好きな所ありますか?」
のりこ:「その、エラがキュッとなる所が好き!」
あつみ:「僕ものりこちゃんの笑顔が凄くキュートだと思う!」
二人は良く気が合うようだ。

アラン:「最近、あらンの鼻にチョウチョウがとまったんだよね~!」
ミヤ:「捕まえて売り飛ばした方がいいです!」
アラン:「そんなかわいそうな事できないよ!」

「バレンタインデー」

ミヤ:「あの人誰ですが?イケメンですね〜
。」
アラン:「校長先生だって!」


女子生徒:「もうすぐバレンタインデーだね!」
女子A:「どうする?」
女子B:「どうしようか?」
女子C:「校長先生を必ずものにするのよ!」
女子A:「こんなチャンス絶対に逃したらダメ!」
女子B:「校長先生をものにすれば合唱祭のメインは私達で決まりね!」

女子たちは計画立てて、たくらむ。

バレンタインの日がやって来た。
校内には校長先生にふんした男子生徒までいる。
アランも見よう見まねで校長先生の髪に似せ準備をする。

あつみ:「僕は愛する人とチョコを交換できればそれで幸せだよ~。」
あつみの友達こう、はカバンを開けて見せる。カバンの中には30個程の女子達から貰ったチョコがどっさり入っている。
友達のきょう、も旅行カバンを重たそうに持って自慢する。

あつみ:「こうも、きょうも女のコ達にモテモテだよね、」
こう:「あつみは彼女がいるんだからいいでしょ。」
きょう「私も彼女つくろうかな?」


何かとバレンタインの日は盛り上がる。ミヤとアランも生徒に扮して学校に入り込み楽しんでいる。

校長先生が入ってくると、女子生徒達が走り押し寄せる。校長先生は髪をかき上げてキラッと笑って見せた。


「バレンタインタイム」
のりことあつみのバレンタインタイムが始まる。
のりこはあつみをクラスの入口から呼ぶ。
のりこ:「あつみ君!お話があるの!」
廊下でのりこがチョコレートをわたす。
のりこ:「これからもずっと私と一緒にいてほしい!」
あつみ:「ボ、ボクも!」
あつみは可愛い包装紙に入ったキャンディをのりこにわたした。


きょう:「あつみさんは良いですよね~。」
こう:「純だよね~。」

帰りに3人でもんじゃ焼きを食べに行き、今日の話をする。
ミヤとアランも当然のように隣の席で、もんじゃ焼きを食べながら貰ったチョコの自慢をしあった。


とき、変わって合唱祭。
女子A、女子B、女子C、は舞台のセンターに立ち、まんえんの笑顔をふりまきながら校長先生からの、合唱祭メインの座をものにし、合唱に酔いしれ歌った。

続く。

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